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バイクメンテナンス

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リチウムバッテリーについて

2013-02-08
バイク用リチウムバッテリーが2011年頃より発売され、今後の需要が多くなることが予想されることから、軽量コンパクトなこのバッテリーについてご案内します。リチウムバッテリーといっても何種類かありますが、バイク用の主流になりつつある「LiFePO4」=リン酸鉄リチウムバッテリータイプは、爆発や発火の危険がほとんど無い極めて安全な信頼性の高い構造です。その特徴として現行の鉛タイプと比較して、「サイズが小さくしかも重さが2〜3割り程度と大幅に軽い」・「自己放電が極めて少なく4分の1〜7分の1程度」などのメリットがあり、使用頻度の少ないバイクにも適しています。また逆に高性能ゆえにその取り扱いに注意しなければならないこともあります。「過放電」・[過充電]・「温度管理」などがそうですが文面の都合上すべてを紹介できませんので詳細は各メーカーHPなどを参考下さい。一般的に良く知られているSHORAI JAPAN HPはこちらです。//www.shoraipower.jp/product/index.html
画像左、カタナやCB−F、Z系等、主に旧車タイプに使われる液補充の必要な開放型鉛バッテリー(右側)と、SHORAI製(左)との比較です。サイズ的に同程度ですが重量はそれぞれ4.2キロ、1キロとおよそ4分の1の重さです。画像中は現行主流のMF型12Aと相当容量のリチウムバッテリーとの比較ですが重量はそれぞれ約3キロと1キロで約2キロ程度軽く出来ます。取り付けは付属のスポンジパットで隙間を無くして固定します。
そして取り付け後、必ず行ってほしいのがバイクの充電圧チェックです。「過充電」はバッテリーの寿命に大きく影響します。特に鉛バッテリーでも開放型を標準とする旧車タイプは一般的に電圧が高めに設定されていますので必ず行ってください。最大電圧14.8V以下(メーカー設定値)であることが重要ですので一般走行を想定し、ヘッドライトを点灯した状態でエンジン回転を半分程度位まで、それぞれの回転域でも確認します。電圧が高い場合にはレギュレーターを交換してください。この最大電圧ですが当店では13.5V〜14V程度で管理していますが、現行のバイクであれば最大14V程度までが一般的です。また「温度管理」は通常使用(60度以下の場所)においては気にする必要はありません。
「過放電」もスイッチの切り忘れなどが無ければ問題ありませんが、微弱の電気を消費するような装置(イモビ、盗難装置など)があるようでしたら定期的に充電する必要がありますので付属の説明書を参考に行ってください。また、鉛バッテリー用の機能向上パーツでコンデンサーやパルスを発生させるパーツは使用できませんので注意してください。
実際に使用してみての感想ですが、電圧の設定が若干高めの関係か始動性は向上し、アイドリングが安定するまでの時間が早くなりました。ヘッドライトの明るさも安定しアイドリング付近で暗くなることは感じません。
まだ発売から1年余りでユーザー情報が少ないのが現状ですが、今後、使用過程に於いて市場情報を反映させながら、より品質の高い商品ができるものとして、現時点でも軽量コンパクトなリチウムバッテリーはとても魅力のあるアイテムだと思います。

バッテリーのメンテナンスについて

2011-03-08
長期間乗らないでいて、いざ乗ろうと思ったらバッテリーがあがっていてセルが回らなかった・・・・・・なんていう経験は結構多いではないでしょうか?
毎日の通勤などで頻繁に使用していればバッテリーも元気ですが、1月に2〜3度の使用では電圧の降下も進んでさらに2〜3年以上使用しているバッテリーは経年劣化してきます。
充電後、数日でセルが回らないような状況では交換が必要です。
特に最近のバイクはインジェクションがほとんどでコンピュターによる電子制御エンジンですのでバッテリーの管理は重要です。インジェクション仕様の原付スクーターでもキックがありますがそれでも一定の電圧を下回ると始動しません。現在のバッテリーは密封式といってメンテナンスフリーですが、旧タイプの開放式という液の補充が必要なタイプもあります。
バイクシーズンは比較的乗る機会も多くあまり気にも留めませんが、特に冬期間は数ヶ月そのままという方も多いでしょう。月に一度程度の充電メンテナンスが理想ですが、「バッテリーに辿り着くまでにいろんなパーツを取り外す必要があって面倒だ」という方も多いと思います。
そこでバッテリーメンテナンスに便利なアイテムを紹介します。
「充電くん」といってそのまんまの商品名ですが、バッテリーにあらかじめカプラを装着しておくだけで、
必要な時に充電器本体のカプラとつなぐだけの簡単操作です。
価格も¥7,035(税込み)とリーズナブルで、付属パーツでワニ口クリップも付いてますので通常の充電も行えます。
バッテリーカプラーも付属以外に購入が可能で2台目に使用する場合など、複数所有している方には特にお薦めします。実際に使用されてるお客様は「すぐにエンジンが始動するので安心だし時間の節約にもなった」といって好評でした。
私も個人的に使っていますのでお薦めします。

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